楽園の涙
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書誌事項
楽園の涙
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 1993.10
- 上
- 下
- タイトル別名
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Blood and orchids.
- タイトル読み
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ラクエン ノ ナミダ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594012670
内容説明
パール・ハーバー近くの路上で現地の若者4人が海軍中尉の美人妻をレイプ。大戦のはざまの1930年、平和な街で起こった凶悪事件にハワイは揺れた。が、実は若者たちは無実であった。彼らは、不倫相手に殴打され失神したヘスターを発見し、病院へ運んだに過ぎない。だが、娘を溺愛し体面ばかりを気にするヘスターの母が、強引に彼女を説得、ヘスターの偽証で犯人にでっちあげられたのだ。そして裁判は始まった。少数の白人が支配するこの島で、地元出身の新米弁護士トムは懸命に4人の無実を証明しようとするが…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594012687
内容説明
4人の若者は若き弁護士トムの努力で有罪を免れた。が、ことの真相を知らないヘスターの夫ジェラルドがこれに激怒し、4人のうちの一人リリウオヘを射殺。自らも嫌疑をかけられ、地元の大立者と海軍大将を抱き込むヘスターの母は、本土から有能な弁護士を招聘。全米が注視するなか、今度はジェラルドたちの裁判が始まる。そして罪の意識に苛まれ続けるヘスターは…。まだ州に昇格していない1930年代のハワイを舞台に、白人優位の社会がもたらした悲劇を様々な男女の愛憎を絡め華やかに描くサスペンス&ロマンスの大作。
「BOOKデータベース」 より