大仏再建 : 中世民衆の熱狂
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大仏再建 : 中世民衆の熱狂
(講談社選書メチエ, 56)
講談社, 1995.9
- タイトル読み
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ダイブツ サイケン : チュウセイ ミンシュウ ノ ネッキョウ
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注記
文献等の註: p240〜251. 基本史料:p252〜254
大仏再建関連年表: p262〜266.
主要人名索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
治承四年十二月、平氏の南都攻めで大仏は炎上した。飢饉、地震、大火、源平の争乱。末法の予感におののく人びと。祈りの声が巷に満ちたとき、一人の僧、重源が再建の「勧進」に立ちあがった。貴族、武士、庶民のすべては熱狂し、新しい信仰が生まれてくる…。古代の終焉と中世の到来を告げた十五年にわたる大事業の実態が、いま浮かびあがる。
目次
- 序章 ある青年武士の発心
- 第1章 大仏と中世の民衆
- 第2章 聖と俗
- 第3章 大仏勧進
- 第4章 信仰の広がり
- 終章 大仏殿落慶供養
「BOOKデータベース」 より