冥途の家族
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冥途の家族
（講談社文芸文庫）
講談社, 1995.9
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メイド ノ カゾク
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Note
富岡多恵子--年譜 八木忠栄作成: p240-247
著書目録--富岡多恵子 与那覇恵子作成: p248-252
Description and Table of Contents
Description
父親の両腕、両脚にからまれ、しがみつくように寝る幼い娘。デキの良い娘に、何一つ不自由させず、こよなく愛する父親。やがて娘は成長し、家を出、絵かきのセンセと同棲する。父の脇腹にカタマリができ、娘の渡米中に父親は癌死する。濃いつながりを持つ父親と娘、母と娘、家族群像を鮮かに描き、水流文学賞を受賞した富岡多恵子の初期を代表する傑作。
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