リスボアを見た女
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リスボアを見た女
(新潮文庫, あ-7-20)
新潮社, 1995.10
- タイトル読み
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リスボア オ ミタ オンナ
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内容説明・目次
内容説明
天正の少年使節団や支倉常長より早く、当時の大国ポルトガルの都リスボアを訪れた日本人がいた。種子島の鍛冶の娘で、伝来した鉄砲の製法と引きかえに、人身御供同様に嫁がされたのだった。彼女の名ははな、ポルトガル人にはアンナと呼ばれた。—歴史の現場に立ってみようとふと島を訪れた男の目に、初恋の淡い思い出に重なって、歴史に呑みこまれた悲劇の女たちの姿が現われる。
「BOOKデータベース」 より