ジャイアンツ・オブ・ジャズ

書誌事項

ジャイアンツ・オブ・ジャズ

後藤雅洋著

JICC出版局, 1991.10

タイトル読み

ジャイアンツ オブ ジャズ

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注記

書名は奥付・背による 標題紙・表紙の書名:Giants of jazz

内容説明・目次

内容説明

ジャズとは何か—。その本質を巨人たちの演奏に求め、ついに捉えた90年代最高のジャズ書。143枚のアルバム解説付き。

目次

  • チャーリー・パーカー—徹底的に刹那的な消費の原理に貫かれた音楽
  • マイルス・デイビス—覚めた複眼でジャズとみずからの音楽を眺めてきた男
  • ジョン・コルトレーン—音楽に観念性を持ち込んだ“不幸な”巨人
  • バド・パウエル—他人に計り知れぬ己の内奥の顕現へ向かう天才
  • セロニアス・モンク—理性と感性の調和に即興の未来を見るジャズの予言者
  • ビル・エバンス—ジャズの価値に全存在を賭けたピアニスト
  • ソニー・ロリンズ—天才的なリズム感から生み出される歌うようなアドリブ
  • クリフォード・ブラウン—理想の音を苦もなく吹き切る天才トランペッター
  • エリック・ドルフィー—ことばへの回収を拒否し彼方へ逃れ去る音楽
  • オーネット・コールマン—ズレの感覚を再組織する永遠の改革者
  • アート・ペッパー—情緒的語り口を確立した一大スタイリスト
  • リー・コニッツ—演奏と情動との関わりを模索するインプロバイザー
  • ジャッキー・マクリーン—個性的な肉声が可能にする音による身体の露呈
  • ハンク・モブレー—微妙なニュアンスでフレーズを構築する愛すべきテナーマン
  • ローランド・カーク—身体の復権によりシーンを照射するトリックスター
  • ウエイン・ショーター—分析総合の手前に無根拠に提出される音の凄み
  • ハービー・ハンコック—“ジャンルとしてのジャズ”という視点を自覚的に持った男
  • チック・コリア—音楽に時代の気分を正確に反映させる鋭敏な感覚の持ち主
  • キース・ジャレット—“ジャンル”の問題を抜きには語れない広範な表現世界
  • ウイントン・マルサリス—伝統を守ることの意味をはき違えた時代の落とし子
  • ジョン・ゾーン&スティーブ・コールマン—自覚的に困難なジャズ状況に挑む対照的な二つの個性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN13270025
  • ISBN
    • 4796601805
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    225p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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