満鉄中央試験所
著者
書誌事項
満鉄中央試験所
(徳間文庫)
徳間書店, 1995.8
- タイトル読み
-
マンテツ チュウオウ シケンジョ
大学図書館所蔵 件 / 全8件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
年表: p[296]-[310]
参考文献一覧: p311-313
内容説明・目次
内容説明
満鉄の付属機関である中央試験所の技術者たちは、戦時下にあって、満州開拓の夢に燃え、国家存亡の危機感を一身に背負いながらも、ひたすら研究に没頭していた。発酵など今でいうバイオ技術、大豆油脂の特殊加工、オイルシェールからのガソリン製造など、今でも立派に通用する先端技術に取組み、満州の地に、技術の芽を植えつけようと希望に燃えていた。大陸に夢を賭けた男たちのロマンを描いた力作長篇。
目次
- 序章 “淡い存在”との出会い
- 第1章 満鉄技術者の気風
- 第2章 戦時下態勢に移行
- 第3章 科学者魂の男
- 第4章 揺らぐ満鉄、試練の中試
- 第5章 いかにして中央試験所を残すか
- 第6章 残留科学者の戦後
- 終章 受け継がれた精神と技術
「BOOKデータベース」 より