マルクスとエンゲルスの知的関係
著者
書誌事項
マルクスとエンゲルスの知的関係
世界書院, 1995.11
- タイトル別名
-
Marx and Engels : The intellectual relationship
- タイトル読み
-
マルクス ト エンゲルス ノ チテキ カンケイ
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注記
マルクスーエンゲルス年表:p189〜193
内容説明・目次
内容説明
マルクスとエンゲルスとが二つの肉体に存在していながらまるで一つの精神で考えたかのように二人をとらえる「二身一心説」はソヴィエト・マルクス主義が流布した説である。本書はこの現代の神話に挑みそれを崩し、マルクスとエンゲルスをそれぞれ一個の人間の姿で評価し直そうとする試み。著者は、これまでのマルクス研究、エンゲルス研究をふまえながらも、本書では、できるかぎりマルクスとエンゲルスが書き残したものを中心に、けっして「二身一心説」が成立しないこと、ソヴィエト・マルクス主義が流布した「二身一心説」がまさにエンゲルスが創作した話であることをあきらかにしている。
目次
- 第1章 やりなおしとなったスタート
- 第2章 「別の道をとおって」
- 第3章 「われわれの見方」
- 第4章 弁証法の発明
- 第5章 「第二ヴァイオリン」?
「BOOKデータベース」 より