癌とたわむれて
著者
書誌事項
癌とたわむれて
晶文社, 1995.11
- タイトル別名
-
Intoxicated by my illness : and other writings on life and death
- タイトル読み
-
ガン ト タワムレテ
大学図書館所蔵 件 / 全42件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
医師に病名を告げられたとき、私は新しい人間になったのです—。1989年、ニューヨークタイムズの名書評者として活躍する著者は、前立腺癌を告知された。そのとき彼は、なぜか心の高揚を覚える。死が迫ったことによって、あたかも人生の謎が解けだしたかのように。自らに施される医療を克明に記しながら、病と死の文学をひもとく。人間性を喪失している現代医療のなかで、患者にとっての理想の医師を考える。そして病をわがものとし、乗り越えるために最も必要な、自分なりの死に臨むスタイルを探究してゆく。人生最期のときまで自分らしく生きる姿勢をウィットあふれる筆致で綴った、秀逸なメモワール。
目次
- 1 わが病いに酔いしれて
- 2 病いの文学にむけて
- 3 患者が医師を検査する
- 4 日記から
- 5 死の文学
- 6 膀胱鏡の告げたこと
「BOOKデータベース」 より