書誌事項

ドイツ企業法判例の展開

丸山秀平編著

(日本比較法研究所研究叢書, 34, 43)

中央大学出版部, 1996.1-1998.7

  • [正]

タイトル読み

ドイツ キギョウホウ ハンレイ ノ テンカイ

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内容説明・目次

巻冊次

[正] ISBN 9784805705339

目次

  • 1 立法の動向(1994年株式法改正法)
  • 2 企業法一般・人的会社法(合資会社有限責任社員の商法典第172条第4項による責任復活;決算検査役の排除事由;目論見書責任)
  • 3 資本会社法(従業員代表監査役員による取締役の業務執行差止;監査役会決議への株式法241条以下の類推適用;株主総会決議の取消訴訟と取消権の濫用;一人有限会社の持分の譲渡と定款による譲渡制限 ほか)
  • 4 結合企業法(特殊な事実上の有限会社コンツェルンにおける支配企業の責任)
巻冊次

続 ISBN 9784805705421

内容説明

本書は、日本比較法研究所研究叢書三四巻として平成七年に公刊された『ドイツ企業法判例の展開』の続巻にあたるものである。本書に所収されているのは、ドイツの企業法に関連する判決のうち、前書公刊以降のものおよび前書に所収しえなかったものについての解説七点である。各論稿においては、当該判決で取り上げられている争点に関するドイツにおける学説・判例の状況をあきらかにするとともに、問題とされている法状況がわが国に与える影響の有無もあきらかにしようと試みている。その意味で本書は、前書と同様、判例を通じてドイツにおける企業法の展開についての最新の情報を与えるとともにわが国への橋渡しをすることを目的としたものとして位置づけられる。

目次

  • 1 株式会社法(新株引受権への視点—新株引受権をめぐる欧州会社法上の問題点の把握;退任取締役員と会社間の取引における会社代表について)
  • 2 有限会社法(取締役任用契約の解約のための重大な事由;有限会社の業務執行者の注意義務の有無と職務分担による責任の制限;有限会社における隠れた利益処分と社員たる地位;有限会社の定款の潜脱—個別的に定款を潜脱する社員総会決議の効力)
  • 3 有価証券法(白地手形における白地補充権の形式とその有効性)

「BOOKデータベース」 より

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