南沙の鳴動
著者
書誌事項
南沙の鳴動
(C novels, . 環太平洋戦争 / 大石英司著||カンタイヘイヨウ センソウ ; 5)
中央公論社, 1995.6
- タイトル読み
-
ナンシャ ノ メイドウ
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内容説明・目次
内容説明
アジアで最も富裕な産油国ブルネイで奇妙なクーデタが勃発。民主化を訴える王女がムスリム勢力やグルカ兵を実行部隊にして王政を転覆したのだ。国連は直ちに現状回復を決議、自衛隊を平和創設軍として派兵する。歪んだ王政に正義はないが、放置すればテロリズムの温床と化するのは明白だった。だがグルカ兵の巧妙なゲリラ戦術に自衛隊の犠牲が続出、事態は泥沼の様相を。燃え盛るアジアの戦火。背後で暗躍するCIA。地域安全保障の代償に苦悩する常任理事国日本の選択シミュレーション。
「BOOKデータベース」 より