片目のねこ
著者
書誌事項
片目のねこ
(心の児童文学館シリーズ, IV 第3巻)
ぬぷん児童図書出版, 1990.6
- タイトル別名
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One-eyed cat.
- タイトル読み
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カタメ ノ ネコ
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内容説明・目次
内容説明
ネッドは11歳になろうとしていた。11歳の誕生日は大切な日だとだれもがいう。ヒラリーおじさんは、誕生日に空気銃を贈ってくれた。パパは、銃を使うのは、まだはやいから、屋根裏部屋にしまっておくようにという。だが、その夜、空気銃をもちだしたネッドは撃つ気もなしに、闇の中で銃をかまえ、黒い影が動いた瞬間、引金をひいてしまう。秋から冬へかけ、ネッドは悩む、自分が傷つけたかも知れない片目になったねこと、ママとパパの信頼を裏切ったこと。そして、ネッドは老人のスカリーさんの家に手伝いにいく。片目のねこがスカリーさんとの結び付きをいっそうふかめていく。長い冬の苦しみを越え、春とともに、ネッドのなかに生きるために一番大切なものが育っていく。
「BOOKデータベース」 より