ブックス・ビューティフル : 絵のある本の歴史
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書誌事項
ブックス・ビューティフル : 絵のある本の歴史
(ちくま文庫, [あ11-5],
筑摩書房, 1995.12
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- タイトル別名
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ブックスビューティフル
- タイトル読み
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ブックス ビューティフル : エ ノ アル ホン ノ レキシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784480030962
内容説明
ため息がでるほど美しい本、一生手もとにおいておきたい本、何度でもページをひらいてみたい本。現代の書物からは失われてしまったフレッシュな想像力と美意識にあふれた「美しい本(ブックス・ビューティフル)」の歴史を、豪華な図版を駆使して、本にとっての挿絵の絵味を考える。1巻では、挿絵という試みが本格的に始まる一八世紀から、挿絵本の一大「黄金期」一九世紀半ばまでのまばゆく「光り輝く」挿絵本を紹介。
目次
- 近代イラストレーションのはじまり(フランス銅版画入り書物と万意紋章本;フランスのカラープリント挿絵;天使だけが身にまとう夢の中のファッション)
- 挿絵本の発展と大衆化(ロマン派と風景画集;トマス・ビュイックと木口木版挿絵の流行;子供の絵本と妖精の絵本;『ポールとヴィルジニ』にみる時代潮流;ギュスターヴ・ドレの世紀;イギリス文芸雑誌のデザイン)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784480030979
内容説明
挿絵とは本を“輝かせる”こと。挿絵本の歴史は、著者と読者の目を驚かせようとたくらんだアーチストと職人の挑戦の歴史であった。その歴史のなかで、何よりも時代が美しいものを愛する気風にあった希有な時代のひとつが、19世紀末から始まったトレンド、アールヌーヴォーだった。2巻では、この時期以降のせつなくなるほど美しい挿絵本を多数紹介し、1巻とあわせて18、19、20世紀と約300年にわたる西洋挿絵本史を概観する。
目次
- ウィリアム・モリスと私家本印房の発生
- 「ブックス・ビューティフル」の理念
- アメリカン・ドリームの絵師たち
「BOOKデータベース」 より