書誌事項

美人論

井上章一著

(朝日文芸文庫)

朝日新聞社, 1996.1

タイトル読み

ビジンロン

注記

第2刷(2005年3月発行)の奥付に「1995年12月, 第1刷印刷」の記述あり

内容説明・目次

内容説明

明治期の「美人罪悪論」から、昨今では「すべての女性は美しい」と転回する、美人・不美人をめぐるレトリック。この背景にある倫理の変容を徹底調査。あえて容姿についてことあげする。「ブス」はタブーなのか。面喰いをおろかと蔑む正義の正体とは。賛否の大論争を巻き起こした、問題の書。

目次

  • 1 受難の美人
  • 2 美貌と悪徳
  • 3 自由恋愛の誕生
  • 4 容貌における民主主義
  • 5 資本と美貌
  • 6 管理される審美眼
  • 7 拡散する美貌観
  • 8 努力する美人たち
  • 9 禁忌と沈黙
  • 10 美「人」論の近未来

「BOOKデータベース」 より

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