古代の倭国と朝鮮諸国

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古代の倭国と朝鮮諸国

鈴木英夫著

青木書店, 1996.2

タイトル読み

コダイ ノ ワコク ト チョウセン ショコク

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注記

[注]: 各章末

内容説明・目次

内容説明

高句麗の脅威に対抗した倭の五王の外交、安羅支援を目的とした「任那日本府」など古代日朝関係史の課題を朝鮮史の視点から照射。混迷する改新政権の外交、百済滅亡の国家的危機をのりこえて倭国は朝鮮半島から「自立」する。四〜七世紀の日朝関係史。

目次

  • 序論 本書の課題と方法
  • 第1章 『三国史記』の倭関係記事
  • 第2章 高句麗『広開土王碑文』「加羅」関係記事の基礎的研究
  • 第3章 倭の五王時代の内外の危機と渡来系集団の進出—「高句麗征討計画」の意義
  • 第4章 倭王武上表文の基礎的考察
  • 第5章 倭王武の対宋外交の一側面—昇明元年の遺使の倭王をめぐって
  • 第6章 倭王武と称号自称の時代—武の王権と外交の特質
  • 第7章 加耶・百済と倭—「任那日本府」論
  • 第8章 六世紀初頭の安羅と倭国—最初の「任那日本府」印支弥の時代
  • 第9章 「任那の調」の起源と性格
  • 第10章 大化改新直前の倭国と百済—百済王子翹岐と大佐平智積の来倭をめぐって
  • 第11章 七世紀中葉における新羅の対倭外交
  • 終章 古代の倭国と朝鮮諸国—倭王権の発展と国際的契機

「BOOKデータベース」 より

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