アメリカ演劇研究 : アメリカン・リアリズムのレトリック

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アメリカ演劇研究 : アメリカン・リアリズムのレトリック

高島邦子著

国書刊行会, 1996.2

Other Title

Modern American drama

Title Transcription

アメリカ エンゲキ ケンキュウ : アメリカン リアリズム ノ レトリック

Note

参考文献: 巻末p1-35

Description and Table of Contents

Description

ヨーロッパに生れた近代リアリズム演劇は、20世紀に入ってアメリカでその隆盛を迎えた。純粋なリアリズム演劇というものは、厳密な意味において、果して実際に存在しうるのだろうか。—著者はリアリズム演劇に対して根本的な問いを投げかけながら、多彩なアメリカ演劇を代表する12人の劇作家にスポットをあて、その作品の緻密な分析を通して、アメリカン・リアリズムのレトリックを解続する。20年代のオニール、ライスから、現代を代表するシェパード、マメットらのハイパー・リアリズムまで、アメリカ演劇の秘められた系譜を検証する画期的演劇論。付録として、90年代最新アメリカ演劇事情を紹介したリポートを付す。

Table of Contents

  • 序論 アメリカ演劇とリアリズム
  • 第1章 ユージーン・オニール『アンナ・クリスティー』
  • 第2章 エルマー・ライス『計算器』
  • 第3章 ジョージ・コーフマン『純金のキャデラック』
  • 第4章 クリフォード・オデッツ『田舎娘』
  • 第5章 テネシー・ウィリアムズ『この夏、突然に』
  • 第6章 アーサー・ミラー『るつぼ』
  • 第7章 ウィリアム・インジ『ピクニック』
  • 第8章 ニール・サイモン『おかしな二人』
  • 第9章 エドワード・オールビー『背の高い三人の女』
  • 第10章 アーサー・コーピット『翼』
  • 第11章 サム・シェパード『飢えた階級の呪い』
  • 第12章 デイヴィッド・マメット『オレアンナ』

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