空想列車
著者
書誌事項
空想列車
(角川文庫, 8769,
角川書店, 1992.12
- 上
- 下
- タイトル読み
-
クウソウ レッシャ
電子リソースにアクセスする 全2件
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784041576106
内容説明
同じ列車に偶然乗り合わせた4人の女性。20代、30代、40代—年齢も境遇もまったく違う彼女たち。現在の生活に不満はないが、特別満足しているわけでもない。ただ、ほんの少しの願望を持っているだけ。その空想をそれぞれが想い描いている時、突然、列車事故で自分の空想が他人に取り込まれてしまった。ちょっとした出来事。それは、彼女たちの運命の歯車を少し動かしただけのようにみえたが…。男と女の不透明な時間〈上巻〉。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784041576113
内容説明
突然の列車事故で、頭や体をぶつけあった4人の女性たち。自分の空想が、隣りに、向いに座っていた人に取り込まれてしまった。終着駅で、別れた彼女たち。他人の空想を取り込んでしまったなどとは、夢にも思わずそれぞれが帰路に着く。ところが、日常生活の中から少しずつ変化が生じてくる。他人の空想を取り込み、人が歩むはずだった道を歩いてゆく彼女たちが、人生の終点で見るものはなにか?男と女の不透明な時間〈下巻〉。
「BOOKデータベース」 より