大企業体制の興亡 : 市場の反乱

書誌事項

大企業体制の興亡 : 市場の反乱

勝又壽良著

(Human welfare economics series)

東海大学出版会, 1996.3

タイトル読み

ダイキギョウ タイセイ ノ コウボウ : シジョウ ノ ハンラン

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注記

参考文献一覧: p273-276

内容説明・目次

内容説明

本書は、一八世紀後半にイギリスで始まった産業革命以来の、近代経済成長の過程を追いながら、ここに確固不動の観を与えるにいたった大企業体制の成立過程を、分析したものである。単に経済史的記述に終わるのでなく、経済現象をもたらした経済政策、あるいは経済理論はどのようなものであったか、そこまで分析しなければ物事の本質には迫れない。その意味で本書は産業革命以降の経済史であり、かつ大企業体制に焦点をしぼった経営史でもある。したがって、正確に表現するならば、大企業を中心とする経済史であり、かつ、経営史ともいえる。

目次

  • 第1章 近代経済成長と工業社会
  • 第2章 大量生産の歴史と大企業体制
  • 第3章 資本主義経済の激動期
  • 第4章 シュンペーターの『景気循環論』
  • 第5章 ケインズの『一般理論』と福祉国家論の登場
  • 第6章 第二次世界大戦後にみる大企業体制の発展
  • 第7章 生産性低下と大企業体制の限界
  • 第8章 工業化時代の終焉と環境保護

「BOOKデータベース」 より

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