死闘天宝山 : 日中戦争深発掘
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死闘天宝山 : 日中戦争深発掘
叢文社, 1995.8
新装改訂版
- タイトル読み
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シトウ テンポウザン : ニッチュウ センソウ シンハックツ
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注記
参考文献, 参考資料: p261-266
人名索引: 巻末p1-6
内容説明・目次
内容説明
みずから袋のネズミに落ちて潰滅した精鋭広島兵団の謎。千古不変の「破滅の法則」。こだまする白兵戦の雄叫び。雨となって飛来する敵弾。昭和18年の春、華中最前線に実戦経験のとぼしいエリート連隊長が着任。功にはやはり部下の必死の警告を怒鳴りつけ、七百の将浜を率いて未知の敵地に進入。すり鉢の底に達したとき、山上から中国軍最精鋭二千が喜び勇んで姿を現わす。激突、実に18時間、六割の将兵がここで戦死傷。だがミニ・インパール敗北戦の真相は闇から闇に—。かっての日本軍を支配し、現代の日本社会に生きつづけているいまわしい病根を、奇蹟の生還者が涙をもって次代のために糾明した鎮魂のイシブミ。
目次
- 1章 天宝山東方での惨澹たる敗北
- 2章 九死に一生を得て
- 3章 惨澹さる敗北はこうして始まった
- 4章 仕掛けられた罠にはまる
- 5章 砲と通信は置き去りにされる
- 6章 辛うじて包囲網を支えきる
- 7章 救援隊と周辺の友軍の動向
- 8章 天宝山始末記
- 9章 煮え湯を飲まされた伊藤中尉
- 10章 四川作戦の概要
「BOOKデータベース」 より