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知将秋山真之

生出寿著

(徳間文庫)

徳間書店, 1992.5

タイトル読み

チショウ アキヤマ サネユキ

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内容説明・目次

内容説明

バルチック艦隊を日本海に殱滅した東郷平八郎麾下に、その人ありと言われた秋山真之。後世、「智謀湧くがごとき秋山流軍学」と喧伝されたその天稟の質は、すでにアメリカ留学時に現われ、全海軍の注視を浴びた。西洋兵学に秀れた秋山は、また日本古来の兵術にも通じ、日露戦「丁字戦法」はまさに村上水軍流でもあった。知将の生涯と斬新な戦術思想を壮大なスケールで描く人物評伝力作。

目次

  • 空前の海軍戦術家
  • 恩師八代六郎と親友広瀬武夫
  • 偉兄秋山好古
  • 日本古来の名戦法
  • 秋山流軍学
  • 戦うか、ロシアの属国か
  • 対露戦の連合艦隊司令部
  • 初陣の日清戦争
  • 智名もなく勇功もなし
  • 英傑丁汝昌の最期
  • 一家全滅すとも怨みなし
  • 広瀬少佐とマカロフ中将
  • 危機のなかの東郷
  • 唯一の名航路
  • 天下分け目の黄海海戦
  • 児玉源太郎の神算
  • 「七段構え」の全滅作戦
  • 天気晴朗ナレドモ浪高シ
  • 絶好機の「丁字戦法」
  • 智謀湧くがごとし

「BOOKデータベース」 より

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