「線型」病態発生論
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「線型」病態発生論
(幻覚 / アンリ・エー著, 3)
金剛出版, 1996.4
- タイトル別名
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Traité des hallucinations
- タイトル読み
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センケイ ビョウタイ ハッセイロン
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注記
監訳: 宮本忠雄, 小見山実
文献: p282
内容説明・目次
内容説明
本書は、幻覚の機械論モデルと力動論モデルを扱っている。エーは、機械論・力動論ともに、幻覚を心象の強化というメカニズムでとらえ、その原因を異常な感覚刺激、あるいは欲動とすることで、あまりに単純な原因と結果の結びつきを予測していると批判した。幻覚は、「現実の世界にはもはや存在しないような在り方」の一つなのである。本でエーは、機械論つまり器質論と力動論それぞれの利点・欠点を論じており、このあといよいよ、彼の理論の中核そして統合発展ともいうべき、「器質力動論(第4・5巻)」へとつながってゆく。
目次
- 総論
- 機械論的モデル
- 精神力動論モデル(精神分析的考想)
「BOOKデータベース」 より