幻滅の時代の夜明け
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幻滅の時代の夜明け
新潮社, 1996.2
- タイトル読み
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ゲンメツ ノ ジダイ ノ ヨアケ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ、『まあだだよ』は救いようのない支離滅裂な映画となり、『紅の豚』は中年オタク賛美のアニメと堕し、『エイズは笑う』は最低の啓蒙漫画となってしまったのか…。話題の作品の徹底した分析を通し、近代思想に今も呪縛されている日本の文化的破綻をスリリングに解明する。29歳の著者による過激な「20世紀の死亡証明」。
目次
- そしてゴジラはエイズになった
- 啓蒙漫画『エイズは笑う』を嗤う
- 戦後民主主義を定義する
- 空を飛んでもブタはブタ
- 黒沢明の子供じみた夢
- 恋愛不能世代の「純愛ごっこ」
- 恐竜は「女」である
- 『フィラデルフィア』は欺瞞だらけ
- エイズ報道のきれいごと
- 死の自由・自由の死〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より