院政期説話集の研究

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院政期説話集の研究

伊東玉美著

武蔵野書院, 1996.4

タイトル読み

インセイキ セツワシュウ ノ ケンキュウ

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注記

著者(旧姓:原)の学位論文「院政期説話集の研究」(1994年3月東京大学大学院人文科学研究科学位取得)を補筆修正したもの

文献等の注: 各章末

参考文献一覧: p258-264

既発表論文と本書との関係: p265-266

索引(人名索引, 書名・地名・事項索引): p270-283

内容説明・目次

内容説明

本書は『古事談』各巻の構成を綿密に分析し、その作業を通じてこの作品の説話文学史における位置を見定めようとし、併せて『古事談』と同じく言談の文学の系列に立つ『中外抄』『富家語』の性格をおさえ、それらに関った中原氏や高階氏が平安末期から中世初頭にかけての文学史において果たした役割を考察した。

目次

  • 第1部 『古事談』の研究(『古事談』の成立と本文;『古事談』巻一王道后宮の構成;『古事談』と『中外抄』・『富家語』;『古事談』巻二臣節・巻三僧行の構成;『古事談』の勇士像;『古事談』巻五・巻六の構成)
  • 第2部 『中外抄』・『富家語』と院政期中原氏の基礎的研究(『中外抄』・『富家語』の基礎的研究;院政期局務家中原氏の基礎的研究;故実説話のメカニズム)

「BOOKデータベース」 より

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