秩父の婆衆 : 百歳になったら見えてきた
著者
書誌事項
秩父の婆衆 : 百歳になったら見えてきた
民衆社, 1996.1
- タイトル別名
-
秩父の婆衆 : 百歳になったら見えてきた
- タイトル読み
-
チチブ ノ バアサマ : ヒャク ニ ナッタラ メエテ キタ
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内容説明・目次
内容説明
秩父事件から百十年余。その時、民衆の自由自治を求めて、野を山を町を駆けめぐった男たちを支えて、秩父の女衆がいた。女たちは時の権力に圧殺されて、事件については口をとざしていたが、その生きざまは子と孫へと確実に伝えてきた。山畑を耕し、蚕を飼い、糸をつむぎ、機を織って、古い桑っ株のようにしたたかに、たくましく大地に根を張る女衆。ほこらかな女たちの哄笑が、峠をこえて大地の唄をうたう。
目次
- 麦っ花饅頭
- 独り生きる
- 山に生きる
- 子に焦がれて
- 田神楽の
- 夫を戦に奪われて
- 百歳の峠
- 部落の娘(こ)とよばれて
- 百福の寿
- 二度陽(にんどび)のさす家
- 百寿の賦
- 寺の嫁ご
- 対談 平和をねがいひたすらに生く
「BOOKデータベース」 より