戒厳令下の山口組
著者
書誌事項
戒厳令下の山口組
(角川文庫, 7830,
角川書店, 1990.4
- タイトル読み
-
カイゲンレイカ ノ ヤマグチグミ
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内容説明・目次
内容説明
昭和56年7月23日、山口組三代目組長・田岡一雄永眠—。2府34県にまたがる593団体、構成員12,893人という巨大組織を築きあげたこの“暗黒街の英雄の死”は、日本ヤクザ史上最強の山口組を根底から揺るがすものだった。ドンなき山口組は、四代目襲名に関わる身内の内部抗争に加え、山口組壊滅を狙う警察の圧力と外部の挑発という難敵に見舞われ、鉄壁だった組織にヒビが生じた。組織崩壊の危機に瀕し、まさに“戒厳令下の王国”ともいえる状況に置かれた山口組内部の真実を、詳密な描写で抉り出す迫真のドキュメント。
目次
- 第1章 “王国”に挑む男たち(瀕死の“暗黒帝国”に挑む男;“四代目”をめぐる不協和音が聞こえてきた;「1兆円産業」暴力団構成員10万人の経済学;「その短刀を出せ!」市民を守る弁護士の記録;警察極秘指令「実質上の組長はドン未亡人」 ほか)
- 第2章 解体への包囲網(357マグナムがパチンコ店で発射された;「大阪ヤクザ戦争」を生み出す上方的土壌;怪獣・山口組の斃れる時 ほか)
「BOOKデータベース」 より