オトリ捜査
著者
書誌事項
オトリ捜査
(角川文庫, 8073,
角川書店, 1990.12-1991.1
- 潜入篇
- 潰滅篇
- タイトル別名
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暗黒街神戸の謀略
- タイトル読み
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オトリ ソウサ
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注記
『暗黒街神戸の謀略』(徳間書店昭和53年刊)の改題
内容説明・目次
- 巻冊次
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潜入篇 ISBN 9784041464274
内容説明
オトリ捜査—わが国において、それは厚生省麻薬取締官に限り許されている犯罪捜査法である。この物語は、昭和30年代、日本の未曾有のヘロイン禍に悩んだ時代に、麻薬をめぐって実際におこった出来事を描いたものである。麻薬の密売では大手の暴力団組織、神戸の五島組幹部・鈴木兼雄は、オトリ捜査の罠にはまり、ヘロイン売買取引中に逮捕される。密告が生んだオトリの罠だったことを知った鈴木は、自らインフォーマー(通報者)になることを条件に、釈放されるのだが…。ヤクザ対麻薬取締官の虚虚実々の駆け引きはつづく—。
- 巻冊次
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潰滅篇 ISBN 9784041464281
内容説明
オトリ捜査による麻薬取引の現行犯で逮補された神戸の暴力団員・鈴木兼雄は、インフォーマー(通報者)になることを承諾し、釈放された。その鈴木のもとへ、暴力団組織に単身潜入し麻薬ルートの涜滅を使命とする麻薬取締官・阿久津竜介が現われた。不思議とウマが合った2人は、早速暴力団の賭場にのりこみ行動を開始した—。罠を仕掛け、犯罪行為を挑発し、その犯罪行為の片棒をかついで逮補するオトリ捜査。この捜査法の驚くべき実態を描く衡撃作、完結篇。
「BOOKデータベース」 より