太陽の輪廻
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書誌事項
太陽の輪廻
(角川文庫, 8541,
角川書店, 1992.3
- タイトル読み
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タイヨウ ノ リンネ
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内容説明・目次
内容説明
不思議なことが起こったのである。三島由紀夫の『豊饒の海』に彼の死の秘密を見、アイヌの熊送りに再生の願いを見、横光利一の『日輪』に絶対の女神の誕生を見た私は、突如として古代エジプトに飛び立ったのである。もともとこの旅は「日本冒険」の旅ではなかったか。それなのになぜ私は古代エジプトへ出かけたのか。太陽が、あの中天に永遠の光を放ち決して沈まぬ太陽ではなく、1日1日、生死を繰り返す太陽が、私を古代エジプトへと連れ出したのである。最早、このような旅に出ずして日本冒険は不可能となった。
目次
- 異界
- 再生
- 冥界
- 都市
- 冥界—再説
「BOOKデータベース」 より