竜臥亭事件 : 長編推理小説・書下ろし
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書誌事項
竜臥亭事件 : 長編推理小説・書下ろし
(カッパ・ノベルス)
光文社, 1996.1
- 上
- 下
- タイトル別名
-
竜臥亭事件 : 長編推理小説
- タイトル読み
-
リュウガテイ ジケン : チョウヘン スイリ ショウセツ カキオロシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784334071745
内容説明
御手洗潔が日本を去って一年半、横浜馬車道に住む御手洗の友人で推理作家の石岡のもとに、二宮佳世という若い女性が訪れ、「悪霊祓いに岡山県の山奥に一緒に行ってほしい」と言う。なんとその理由は、大きな樹の根もとに埋められた人間の手首を掘り出すためだった…。三月末、石岡と佳世は、霊の導くままに、姫新線の寂しい駅に降り、山中に分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館にたどり着いた。これが、身の毛もよだつ、おぞましい、不可解な大量連続殺人事件に遭遇する幕開きだった。推理界の鬼才が、構想を練りに練り一年、満を持して放つ、二千枚を超す、渾身の書下ろし傑作超大作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784334071752
内容説明
石岡は岡山の村での大量連続殺人事件をノルウェーにいる御手洗に書き送り指示を仰いだが、彼からは「リユウコワセ」という意味不明の電報が来ただけだった。犠牲者はさらに増え、合同葬を行なう会場から遺体が盗まれ、バラバラにされて発見されたり、山奥の霧に包まれた村は地獄絵の様相に…。村人たちは村の業とか因縁とか言うが、この村にいったい何があったのか。言い知れぬ恐怖が支配する深夜、伝説の男・都井睦夫の亡霊が現われた…。都井睦夫による三十人殺しとは。平成の現代に甦る昭和史の残忍な悪意とは。御手洗潔の友人・石岡和己が解き明かす五十数年に及ぶ壮大な謎とトリック。驚愕の結末。ファン待望の傑作巨編。
「BOOKデータベース」 より