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バルカンの民族主義

柴宜弘著

(世界史リブレット, 45)

山川出版社, 1996.4

タイトル読み

バルカン ノ ミンゾク シュギ

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注記

参考文献: p88-90

内容説明・目次

内容説明

「民族の悲劇」はなぜ、バルカンで生じるのであろうか。凄惨なボスニア内戦を見るにつけ、だれしもが感じた疑問であろう。バルカンは「ヨーロッパの火薬庫」と称さて以来、「紛争地域」「危険地域」とのイメージがつきまっている。バルカンの民族主義を近現代史のなかで検討し、この地域の諸民族の対立の背景を探ると同時に、諸民族が協力しようと模索した側面にも光を当てて、民族主義からの脱却の展望を考える。

目次

  • バルカンは「ヨーロッパの火薬庫」か
  • 1 バルカンという地域
  • 2 民族主義の台頭
  • 3 さまざまな民族問題
  • 4 バルカン地域協力の可能性

「BOOKデータベース」 より

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