手塚治虫はどこにいる
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手塚治虫はどこにいる
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1995.12
- タイトル読み
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テズカ オサム ワ ドコ ニ イル
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内容説明・目次
内容説明
これまで、テーマ主義的にしか語られなかった手塚論を全面否定し、線とコマ割りの面から手塚治虫を捉えなおす画期的な手塚治虫論。戦後約15年間の生命感に溢れていた線は、劇画やアニメとの関わりの中で、矯正を強いられてゆく。数度にわたって描き直された「ジャングル大帝」等をテキストに手塚作品の本当の面白さと表現論的な意味を探る。
目次
- 序—手塚さんの死
- 手塚治虫像—宝塚・戦争・マンガ
- 初期手塚マンガの楽しさ—モッブシーン
- 『新宝島』—コマの革命はあったのか?
- 『新宝島』の読み方—表現論
- ヒョウタンツギ—方法的アソビの意味
- 落書き記号の面白さ—線の思想
- 手塚的な目玉たち—自意識
- 『ジャングル大帝』—「物語」と画像
- 月刊誌黄金期—『アトム大使』から『0マン』へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より