儀礼国家の解体 : 中世文化史論集

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儀礼国家の解体 : 中世文化史論集

桜井好朗著

吉川弘文館, 1996.6

タイトル読み

ギレイ コッカ ノ カイタイ : チュウセイ ブンカシ ロンシュウ

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内容説明・目次

内容説明

後醍醐天皇は、王朝国家にならって儀礼と政治を一体化させることで、王権の高揚をめざす。それは中世の国家‐王権が古代神話にかわる何ものかを求める姿でもあった。絵画資料や芸能も援用して中世の思想・文化の構造に迫る。

目次

  • 国家における儀礼と芸能
  • “中世”という時代—一九八九年に
  • 大祓詞私釈—天皇と仏教の接点を求めて
  • 社寺縁起と説話
  • 六字河臨法の世界
  • 霊場信仰と文芸
  • 庭に歴史を語らせる—かくされた中世的世界のために
  • 念仏と在地神祇—『一遍聖絵』巻八の世界から
  • 神話テキストとしての“中世日本紀”
  • 東寺即位法の三印二明について
  • 後醍醐天皇と天の羽衣
  • 北畠親房と即位灌頂
  • 南北朝の動乱と『太平記』

「BOOKデータベース」 より

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