臨死のまなざし
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臨死のまなざし
(新潮文庫, た-56-1)
新潮社, 1996.6
- タイトル読み
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リンシ ノ マナザシ
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内容説明・目次
内容説明
延命装置につながれて迎える不明確な死は、はたしてあるべき死の姿といえるのだろうか。死が人間の手の届かない場所に追いやられてゆく現代、我々は生きることについて省察する最大の機会を失いつつあるのではないだろうか。—漱石、賢治、鴎外など、近代日本文学のなかに見出される死の情景、死を凝視するまなざしを通して、現代社会の生と死に関する諸問題を考察する。
目次
- 序章 ギリシアの壼絵に
- 第1章 病いと老い
- 第2章 死に寄り添う
- 第3章 「死」体験
- 第4章 医者の一言
- 第5章 看護婦の手
- 第6章 ゆらぐ家族
- 第7章 変わる病い
- 第8章 変わる死
- 終章 現代の民話を
「BOOKデータベース」 より