ボケ老人の孤独な散歩
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ボケ老人の孤独な散歩
(新潮文庫, し-37-1)
新潮社, 1996.6
- タイトル読み
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ボケ ロウジン ノ コドク ナ サンポ
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内容説明・目次
内容説明
老人の健康法は歩くことですッと医者に厳命され、朝の通勤時間帯、忙しなく人々の往き交う都会のドまん中を、老監督は歩く、歩く。と、たちまち聞こえてくる内なる声。シンドー、お前はボケと安楽死と、どっちを選ぶ。妻が万一の時、お前はどうする。もう色慾は消磨したのか、それとも…。ユーモラスな自問自答が軽妙にして切実、繊細かつ大胆な「老い」をめぐる人生談議。
目次
- 1 ボケ老人の孤独な散歩(ボケへの恐怖;ボケるよりは安楽死がしたい;「安楽死」夢想;安らかには死ねない?;孤独な散歩者の「老いと性」;「伴侶」考;私と妻の「死の準備」)
- 2 あぐらをかいて人生談議(遺言状を書く必要がなかった人;「色慾消磨」後をめぐる人生談議;失われしエロティシズムを求めて;「ヘア」後のエロティシズム)
「BOOKデータベース」 より