生物教育の現代化 : BSCSプロジェクトとその日本の生物教育への影響
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生物教育の現代化 : BSCSプロジェクトとその日本の生物教育への影響
教育出版センター, 1996.2
- タイトル読み
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セイブツ キョウイク ノ ゲンダイカ : BSCS プロジェクト ト ソノ ニホン ノ セイブツ キョウイク エノ エイキョウ
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注記
文献:p219〜224
内容説明・目次
内容説明
本書の内容は、大きく本文と資料とに分かれており、本文は、さらに二部構成になっている。第1部では、まず、1960年代にアメリカで始まった科学教育改革運動の一つとして、BSCS生物教育プロジェクトが設立された経緯と、その初期の活動に関して、くわしく論じた。次に、BSCSによって作られた教科書の理念や内容構成の特徴などについて具体的に述べた。第2部では、まず、新制高校発足後の日本の高等学校生物教育の流れを概観したのち、1963年にBSCS教科書が日本へ初めて紹介され、その後、日本の生物教育界に広く浸透していった経緯について詳細に述べた。次に、目に見える形でのBSCSの影響が、まず教科書に現れ、その後、学習指導要領に現れたことを、先行研究の成果を交えながらまとめた。さらに、教科書に記載されている生物教育用語からみたBSCSの影響について、約7千語にのぼる、高校生物教科書中のほとんどすべての生物教育用語の調査を基にして論じた。資料では、高等学校生物教科書中の生物教育用語のリストを掲載している。
目次
- 第1部 BSCSプロジェクトの設立とその理念(BSCSプロジェクト設立の背景とその初期の活動;BSCS教科書の理念と特徴)
- 第2部 BSCSプロジェクトと日本の生物教育(BSCSの日本への導入;BSCSと日本の生物教育;日本の教科書中の生物教育用語からみたBSCSの影響;研究のまとめ)
「BOOKデータベース」 より