近代小説の「語り」と「言説」
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書誌事項
近代小説の「語り」と「言説」
(双書「物語学を拓く」 / 三谷邦明編, 2)
有精堂出版, 1996.6
- タイトル別名
-
近代小説の語りと言説
- タイトル読み
-
キンダイ ショウセツ ノ カタリ ト ゲンセツ
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注記
引用文献一覧あり
収録内容
- 近代小説の〈語り〉と〈言説〉 : 三人称と一人称小説の位相あるいは『高野聖』の言説分析 / 三谷邦明 [執筆]
- 小説『都会』裁判の銀河系 : 空白の政治学 / 中山昭彦 [執筆]
- 力の作家・長与善郎 : 初期長編小説の構成力をめぐって / 金子明雄 [執筆]
- 氾濫—反乱するシニフィアン : 『或る女』の物語言説をめぐって / 千田洋幸 [執筆]
- 〈語り〉と〈場〉 : アイヌの伝承の再話をめぐって / 安藤恭子 [執筆]
- 〈身体〉の〈語り〉/〈空間〉の〈言説〉 : 小林多喜二「一九二八年三月十五日」の〈語り〉と〈言説〉 / 島村輝 [執筆]
- 隠蔽の物語と物語の隠蔽 : 『豊饒の海』におけるインドの意味 / 佐藤秀明 [執筆]
- 『羅生門』の言説分析 : 方法としての自由間接言説あるいは意味の重層性と悖徳者 / 三谷邦明 [執筆]
- 物語論の臨界 : 視点・焦点化・フィルター / 遠藤健一 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
終息しない物語学を目標として、文学の批評と研究の封鎖状況を異化しつづける「場」「運動」として、物語理論のさらなる可能性を紡ぐシリーズ。近代小説の読みの可能性
目次
- 近代小説の「語り」と「言説」
- 小説『都会』裁判の銀河系
- 力の作家・長与善郎
- 氾濫—反乱するシニフィアン
- 「語り」と「場」
- 「身体」の「語り」・「空間」の「言説」
- 隠蔽の物語と物語の隠蔽
- 『羅生門』の言説分析
- 物語論の臨界
「BOOKデータベース」 より