田口卯吉と経済学協会 : 啓蒙時代の経済学

書誌事項

田口卯吉と経済学協会 : 啓蒙時代の経済学

松野尾裕著

日本経済評論社, 1996.5

タイトル別名

A study of Taguchi Ukichi's economic thought and Keizaigaku Kyōkai (The Political Economy Club)

タイトル読み

タグチ ウキチ ト ケイザイガク キョウカイ : ケイモウ ジダイ ノ ケイザイガク

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注記

その他のタイトルは英文要旨による

背に田口卯吉の肖像あり

引用文献一覧: p361-377

英文要旨・目次: p392-394

内容説明・目次

内容説明

経済学協会は、明治の自由主義思想家・田口卯吉によって設立された日本最初の経済学啓蒙・研究団体である。1879(明治12)年に始まるこの団体の活動は、常に在野の立場から、実業界・政界・官界・学界・言論界等の人々が自由に意見を交換し得る場を提供し続けた。官学の圧倒的優位のなかで田口が経済学協会にかけた情熱は、真にリベラルな学問の創造にあった。

目次

  • 序 本書における研究の課題—田口卯吉と経済学協会の活動
  • 第1章 若き田口卯吉—「経済世界の自由民」として
  • 第2章 経済学と啓蒙—学的集団の結成
  • 第3章 地方啓蒙と実業—明治20年代前半の両毛地方
  • 第4章 経済構想チーム—調査・提言活動
  • 第5章 通貨本位論議—「商業共和国」の秩序を求めて
  • 第6章 経済学の方法をめぐって
  • 終章 田口卯吉の死とその後

「BOOKデータベース」 より

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