ユリシーズ
著者
書誌事項
ユリシーズ
集英社, 1996.6-1997.6
- 1
- 2
- 3
- タイトル別名
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Ulysses
- タイトル読み
-
ユリシーズ
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注記
原著 (Paris, 1922) の全訳. 底本はイギリス初版 (Bodley Head, 1936)
ジェイムズ・ジョイス年譜: 3: p700-706
主要参照書目: 3: p723-732
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784087732245
内容説明
ジョイス文学の輝かしき頂点であり、二十世紀文学の偉大な指針でもある、『ユリシーズ』の新訳決定版。ダブリン。1904年6月16日。それはダブリンにとってはありふれた一日だったが、ふたりの中心人物にとっては平穏無事な日ではなかった。22歳の文学志望の青年スティーヴンと、新聞社の広告とりである38歳のユダヤ人ブルーム。彼らはダブリンのなかを歩きつづける。まだ親しくはならずに。第1挿話「テレマコス」から第10挿話「さまよう岩々」まで。
- 巻冊次
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2 ISBN 9784087732252
内容説明
『ユリシーズ』はいよいよ『ユリシーズ』らしくなって、ジョイスは芸のありったけを披露する。少女は花火の下でスカートの奥を紳士に見せ、彼はそれを見ながら手淫する。これはナボコフ絶讃の章。そして英文学史全体のパロディによって語られる産婦人科病院の章は、『古事記』『源氏物語』から西鶴を経て宮沢賢治まで、日本文学史全体のパロディに移された。第11挿話「セイレン」から第15挿話「キルケ前半」まで。
- 巻冊次
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3 ISBN 9784087732269
内容説明
6月16日、夏の長い1日は終ろうとしている。ブルームはスティーヴンと連れ立って家に帰る。台所でココアを飲み、話し、庭に出て星空を見あげ、並んで小便をしてから別れる。最後の第18挿話は、ブルームの妻モリーのYesに始まりYesに終る句読点なしの独白。それは男の立場で語られて来た長い物語への、女の立場からの長い反歌。第15挿話「キルケ後半」から第19挿話「ペネロペイア」まで。
「BOOKデータベース」 より