花鳥諷詠の論 : 日本文化の一典型としての俳句
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花鳥諷詠の論 : 日本文化の一典型としての俳句
南窓社, 1996.4
- タイトル読み
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カチョウ フウエイ ノ ロン : ニホン ブンカ ノ イチテンケイ トシテノ ハイク
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内容説明・目次
内容説明
本書は俳句の文芸的な価値についての理論と、句の内包する世界の追求を通して、花鳥諷詠を基本とする伝統的な俳句に、芸術的な価値を積極的に見出そうとする試み。
目次
- 第1部 花鳥諷詠の論理(日本文化の一典型としての俳句;花鳥諷詠の意義;自然諷詠の意義と季語の必要性;俳句を成り立たせる不完全性;俳句の根本たる波紋状効果 ほか)
- 第2部 花鳥諷詠の実際(花鳥諷詠の基本たる写生—清崎敏郎句集『系譜』を例に;花鳥諷詠の芸術性—深見けん二句集『花鳥来』を例に;花鳥諷詠の多彩な表現能力—西村和子句集『かりそめならず』を例に;苦みある俳諧性—行方克巳句集『知音』を例に;具象性から象徴性へ—鈴木貞雄句集『麗月』を例に ほか)
「BOOKデータベース」 より