捜査線上のアリア
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捜査線上のアリア
(角川文庫)
角川書店, 1996.2
- タイトル読み
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ソウサセンジョウ ノ アリア
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内容説明・目次
内容説明
銀行員の津村豊和は雑誌の懸賞小説に応募、幸運にも新人賞に入選した。入選後は会社も辞め、取材の依頼や講演が殺到し「時の人」となった。だが、それも一時期だけで、原稿依頼もとだえ、妻の則子は温泉街の芸者になり生活を支えた。ある日、津村は泊まっていたホテルで殺人事件に巻き込まれ、“容疑者”として取調べられた。皮肉な事にこれをきっかけに津村の小説は急に売れ出した。一方、捜査線上には、意外にも流行作家のMが浮かんだが、Mには鉄壁のアリバイが—。文壇の内幕を抉る、社会派ミステリーの傑作。
「BOOKデータベース」 より