虚構の時代の果て : オウムと世界最終戦争
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書誌事項
虚構の時代の果て : オウムと世界最終戦争
(ちくま新書, 073)
筑摩書房, 1996.6
- タイトル読み
-
キョコウ ノ ジダイ ノ ハテ : オウム ト セカイ サイシュウ センソウ
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注記
文献: p301-302
内容説明・目次
内容説明
われわれにとってオウムとは何か。なぜ彼らは毒ガス・サリンを生成し、使用しなければならなかったのか。なぜ彼らは、近代の資本システムを貫通する。永遠に終わらない時間の対極に、破局的な終末論を求めなくてはならなかったのか。まさしく地下鉄サリン事件とは虚構の時代の果てに勃発した世界最終戦争だったのだ。虚構と現実が交錯する現代社会の機制を鋭く撃つ、気鋭の社会学者による渾身の冒険的論考。
目次
- 第1章 妄想の相互投射
- 第2章 理想の時代・虚構の時代
- 第3章 サリンという身体
- 第4章 終末という理想
- 第5章 虚構=現実
- 終章 ポアの思想を越えて
「BOOKデータベース」 より