お葉というモデルがいた : 夢二、晴雨、武二が描いた女
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お葉というモデルがいた : 夢二、晴雨、武二が描いた女
晶文社, 1996.5
- タイトル読み
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オヨウ トイウ モデル ガ イタ : ユメジ,セイウ,タケジ ガ エガイタ オンナ
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注記
参考文献: p298-299
内容説明・目次
内容説明
竹久夢二のモデルとして名高いお葉(佐々木カ子ヨ、お兼)は、責め絵画家・伊藤晴雨と洋画家・藤島武二のモデルでもあった。従来の夢二伝説から浮かび上がるお葉像は、夢二をさんざんこけにした多淫な情人というものだった。だが、お葉は本当にそれだけの女だったのか。まったくタイプの違う画家に、それぞれ多大なインスピレーションをあたえたお葉。画家たちは彼女のなかに何を見たのか。画家とモデルの抜き差しならぬ関係を、膨大な資料によって読みとき、大正という時代に生きた希有なモデルの生涯をあきらかにする女性評伝。
目次
- 第1章 モデル誕生
- 第2章 藤島武二と伊藤晴雨
- 第3章 夢二とふたりの女
- 第4章 「お葉」という美神
- 第5章 あらたな出発
「BOOKデータベース」 より