同期の桜 : かえらざる青春の記録
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同期の桜 : かえらざる青春の記録
(光人社NF文庫)
光人社, 1994.6
- タイトル読み
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ドウキ ノ サクラ : カエラザル セイシュン ノ キロク
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内容説明・目次
内容説明
死者は常に尊く美しく、生き永らえた者たちは常に彼らへの回想をわすれない。作家豊田穣は、かつて二十三歳のみぎりソロモン海上空で乗機被弾、漂流の後、苦渋の時をへて生還。戦後、作家となり直木賞を受賞。それから十余年、全国を行脚して同期の若桜たちを描き、不惑の時代を生きて逝く。本書は感動の紙碑。
目次
- 序章 散る花のいそぐが如く
- 第1章 離れ離れに散ろうとも
- 第2章 火のくにの若桜花よ
- 第3章 千歳の青史に生きん
- 第4章 血肉わけたる仲ではないが
- 第5章 幸こそ祈れ君が身の上に
- 第6章 花のみやこの春の梢に
- 第7章 死せる者と生ける者と
- 第8章 空に海に散華の時代から
- 第9章 散らぬ桜はなきものを
- 第10章 長いにがい時を隔てて
「BOOKデータベース」 より