頭上の脅威
著者
書誌事項
頭上の脅威
早川書房, 1996.6
- タイトル別名
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Storming heaven
- タイトル読み
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ズジョウ ノ キョウイ
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注記
Storming heaven.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
世界でもっとも恐れられているテロリスト、アンリ・カゾー。元ベルギー陸軍特殊部隊員の彼は、若い頃、米兵から性的虐待を受けたため、病的なまでにアメリカを憎んでいた。カリフォルニアで武器取り引きの最中、連邦捜査官の急襲を受けたカゾーの一味は、輸送機L‐600で逃亡をはかった。州兵航空隊のF‐16戦闘機が急追するが、カゾーらはサンフランシスコ国際空港の上空で、輸送機に積まれていた爆発物を投下して逃亡に成功、空港は火の海と化し、数百の死傷者が出た。これをきっかけにアメリカの防空態勢の不備に目を付けたカゾーは、今こそアメリカへの復讐を果たす絶好の機会と判断し、続けざまに第二、第三の空港襲撃を実行、相次ぐ大惨事の恐怖に全米はパニックに陥る。これに対し、大統領の意を受けた元沿岸警備隊管区司令官ハードキャッスルは防空態勢の再整備に乗り出した。だが、そのころカゾーは、湾岸戦争でもすさまじい威力を発揮し、核兵器を除けば最も恐ろしいと見なされている航空攻撃兵器、燃料気化爆弾を入手し、究極の目標、ホワイトハウスへの攻撃準備を着々と進めていた…。
「BOOKデータベース」 より