江戸の二十四時間
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書誌事項
江戸の二十四時間
(河出文庫)
河出書房新社, 1996.6
- タイトル読み
-
エド ノ ニジュウヨジカン
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内容説明・目次
内容説明
江戸の一日は明け六ツの鐘の音とともに始まり、大奥の御錠口も長屋の木戸もこの時刻に開く。今の午前六時ごろ、将軍の起床する時間でもある。老中などの重職は午前十時には登城し、そのころには銭湯や本屋が開く。江戸城を中心として八百八町に生きた、あらゆる階層の人びとの、時々刻々の息遣いまでが聞こえるように、時代・風俗考証を徹底した社会史の傑作。
目次
- 長屋住民の二十四時間(寛政四年二月十九日)
- 堀田家廃絶の二十四時間(万治三年十一月十五日)
- 綱吉・将軍宣下の二十四時間(延宝八年八月二十二日)
- 岡っ引・吉原権九郎の二十四時間(明和六年六月二十九日)
- 旗本・細田時富の二十四時間(天明元年十二月十九日)
- 艶次郎・吉原遊びの二十四時間(天明七年某月某日)
- 将軍・家慶の裏表二十四時間(天保十二年四月十五日)
- 定町廻同心の二十四時間(天保十二年十二月二十三日)
「BOOKデータベース」 より