ロシア・ハウス
著者
書誌事項
ロシア・ハウス
(ハヤカワ文庫, NV797-NV798)
早川書房, 1996.4
- 上
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- タイトル別名
-
The Russia house.
- タイトル読み
-
ロシア ハウス
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150407971
内容説明
ペレストロイカによって改革の進むモスクワ。英国主催のフェアの会場に、ソ連の女性編集者カーチャが出版社社主バーリー・ブレアあての匿名原稿を持ちこんだ。なんとそこにはソ連の核ミサイルの欠陥が詳細に記述されていた。この驚くべき情報に接した英国情報部は、原稿の真贋と著者の正体を解明すべく、バーリーにモスクワ行きを依頼する。巨匠が民主化の進行するソ連の取材し、新境地を拓いたスパイ小説の新たな収穫。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150407988
内容説明
原稿の著者ゲーテは、かつてカーチャの愛人であった理想家肌の科学者だった。以前パーティーで意気投合したバーリーを見込んだゲーテは、国防機密を出版して、一挙に世界的軍縮を実現することを望んでいるのだという。だが国際政治の現実はそれほど甘くなかった。カーチャへの恋心を秘めて再度ソ連を訪れたバーリーは、核の主導権争いに執着する英米情報機関の野望によって、カーチャの身に危険が迫っていることを知る。
「BOOKデータベース」 より