不死のワンダーランド : 戦争の世紀を超えて

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不死のワンダーランド : 戦争の世紀を超えて

西谷修 [著]

(講談社学術文庫, [1240])

講談社, 1996.7

タイトル読み

フシ ノ ワンダーランド : センソウ ノ セイキ オ コエテ

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注記

叢書番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

人間にとっての最大の暴力ないし災厄として、不安や恐怖の最後の対象である「死」。著者は、世界大戦による大量死の時代を背景に登場したハイデガー哲学と、それに続くバタイユ、ブランショ、レヴィナスらの「死」に真正面から向き合った思想を考察する。さらに「死の抑止」を旨とする現代医学をも視野に入れ、現代人が直面する未知の状況—「私の死」を死ぬことができぬ状況を的確に照射した画期的論考。

目次

  • 1 「ある」、または「存在」の夜と霧
  • 2 私の不可能性、または公共化する死
  • 3 ハイデガーの褐色のシャツ
  • 4 数と凡庸への否と諾
  • 5 「不安」から「不気味なもの」へ
  • 6 「不死」のワンダーランド

「BOOKデータベース」 より

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