書誌事項

ミシェル・フーコー : 構造主義と解釈学を超えて

ヒューバート・L・ドレイファス, ポール・ラビノウ著 ; 山形頼洋 [ほか] 訳

筑摩書房, 1996.7

タイトル別名

Michel Foucault : beyond structuralism and hermeneutics

ミシェルフーコー

タイトル読み

ミシェル・フーコー : コウゾウ シュギ ト カイシャクガク オ コエテ

注記

その他の訳者: 井上克人, 北尻祥晃, 高田珠樹, 山田徹郎, 山本幾生, 鷲田清一

原著第2版 (Chicago : University of Chicago Press, 1983) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

人間研究の方法を展開し現行の社会状況を診断するためのもっとも果敢な挑戦—その著作群が体現する試みの軌跡を読解する。フーコー自身の論文「主体と権力」+長篇インタヴュー収録。

目次

  • 第1章 自律的な言説という幻想(フーコーの初期の著作における実践と言説;人文科学の考古学;言説的実践の理論に向けて;考古学の方法論的破産)
  • 第2章 近代的個人の系譜学—権力・真理・身体の解釈的分析論(解釈的分析論;抑圧の仮説から生‐権力へ;客体としての近代的個人の系譜学;主体としての近代的個人の系譜学;権力と真理)
  • 付論(主体と権力;倫理の系譜学について—現在手がけている仕事の概要‐フーコーとの対話;フーコーによる倫理の解釈的分析論;成熟とは何か—『啓蒙とは何か』をめぐるハーバーマスとフーコー)

「BOOKデータベース」 より

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