独眼竜政宗
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独眼竜政宗
文芸春秋, 1996.3
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ドクガンリュウ マサムネ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784163161303
内容説明
乱世の覇者、颯爽たる生涯。攻め取るだけ攻め取れ。天下を夢みて奥州の山河を駆け巡り、長じて秀吉、家康と対決するまでに成長した猛将の若き日々を雄渾に描破する。室町幕府が瓦解の一途をたどる永禄十年、群雄割拠の奥州で、密教行者の加持祈祷のもと、政宗は呱々の声をあげる。文武の才、仁智の誉れに満ちる武者に育った青年は抜きん出た知略と豪胆さを武器に四囲を併呑していった。その前途に立ち塞がる秀吉、そして家康。奥羽の覇王にとどまるのか、日本の王を目指すのか。はざまで政宗は揺れる。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784163161402
内容説明
秀吉、家康、なにするものぞ。奥州を黄金の国に—。仙台を拠点に秀吉・家康の権力を利用して、おのれの夢の実現のため、力の限りを尽した名君の栄光と挫折を精妙にたどる。戦国大名から希代の治世家へ。ゆるやかに確実に政宗は自己変革をとげていく。首府仙台の建設、荒野の開拓、四十八館への家臣団の再配置、「奥州王」の名のもと、イスパニアへの支倉使節団の派遣…。これら、秀吉、家康、秀忠、家光と時の最高権力者と堂々とわたりあった政策の数々。政宗の胸中には東北国家を創造する歓びと、誇りがあふれていた。
「BOOKデータベース」 より