ビジテリアン大祭
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書誌事項
ビジテリアン大祭
(角川文庫, 10026)
角川書店, 1996.5
- タイトル読み
-
ビジテリアン タイサイ
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注記
年譜 中村稔編: p232-245
収録内容
- ビジテリアン大祭
- 二十六夜
- よく利く薬とえらい薬
- 馬の頭巾
- 税務署長の冒険
- マリヴロンと少女
- フランドン農学校の豚
- 葡萄水
- 車
- 虔十公園林
- 毒もみのすきな署長さん
内容説明・目次
内容説明
ニュウファウンドランド島の小さな山村に、世界各国の菜食主義者の代表が集まった。しかし反対分子が紛れ込んで、祭りは一転、大論争の舞台となる。迫力の大虚構劇「ビジテリアン大祭」をはじめ、「二十六夜」「フランドン農学校の豚」など、生きるために他の命を奪わねばならぬ宿業に挑み、生きとし生けるものすべてに対する慈しみと祈りに満ちた作品。またデクノボー讃歌「虔十公園林」など、賢治の透徹した思想の神髄を伝える作品を集める。
「BOOKデータベース」 より