有島武郎と西洋
著者
書誌事項
有島武郎と西洋
(有島武郎研究叢書, 第9集)
右文書院, 1996.7
- タイトル読み
-
アリシマ タケオ ト セイヨウ
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注記
年譜 / 山田昭夫, 内田満編: p183-199
資料紹介: 山田昭夫, 佐々木靖章編
収録内容
- 有島武郎と西洋 : イプセンにも触れて / 小玉晃一 [著]
- 有島武郎とホイットマン / 鈴木保昭 [著]
- 有島武郎の訳詩集『草の葉』について / 金田由紀子 [著]
- 『或る女』考 : 有島のトルストイ受容に寄せて / 柳富子 [著]
- 有島武郎とカーライル・試論 : とくに『衣服哲学』の受容をめぐって / 江頭太助 [著]
- 有島武郎とベルグソン / 安川定男 [著]
- 有島武郎とミレー : 評論「ミレー礼賛」の成立について / 内田真木 [著]
- 有島武郎とマーク・トウェイン / 堀千和子 [著]
- 有島作品におけるホーソーン的側面 : 構造と視点とテーマからの考察 / 斎藤幸子 [著]
- 藤森成吉氏は果して『のら犬』になり得たか / 足助素一 [著]
- 彼れ / 大久保旻 [著]
内容説明・目次
内容説明
抜群の語学力と広い視野を持っていた有島武郎は、欧米の文化、文学を幅広く摂取した類い稀な作家であり、思想家でもある。外国の文学、芸術をしばしば自己の創作に生かした才能も見逃せない。本書では、有島が傾倒していたホイットマンをはじめ、トルストイ、カーライル、ベルグソン等との思想的接点を探りながら、比較文学、比較文化の視点から有島の作品像を浮き彫りにする。
目次
- 有島武郎と西洋—イプセンにも触れて
- 有島武郎とホイットマン
- 有島武郎の訳詩集『草の葉』について
- 『或る女』考—有島のトルストイ受容に寄せて
- 有島武郎とカーライル・試論—とくに『衣服哲学』の受容をめぐって
- 有島武郎とベルグソン
- 有島武郎とミレー—評論「ミレー礼讃」の成立について
- 有島武郎とマーク・トウェイン
- 有島作品におけるホーソーン的側面—構造と視点とテーマからの考察
「BOOKデータベース」 より