迷宮 : 都市・巡礼・祝祭・洞窟 : 迷宮的なるものの解読
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書誌事項
迷宮 : 都市・巡礼・祝祭・洞窟 : 迷宮的なるものの解読
工作舎, 1996.7
- タイトル別名
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Das Labyrinthische : Über die idee des Verborgenen, Rätselhaften, Schwierigen in der Geschichte der Architektur
- タイトル読み
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メイキュウ : トシ ジュンレイ シュクサイ ドウクツ : メイキュウテキ ナル モノ ノ カイドク
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注記
監訳: 和泉雅人
Das Labyrinthische.c1987の翻訳
参考文献: p401〜389
内容説明・目次
内容説明
半牛半人の怪物ミーノータウロスが幽閉されたクノーソスの迷宮—この不気味な建造物に象徴されるように、迷宮には血と闇と謎のイメージがこびりついている。内臓人間、祝祭劇、聖山、巡礼、洞窟、塔、都市、古代遺跡—著者の鮮やかな手際によって、古今東西の文明の中の「迷宮的なるもの」が、実は意思と理性とプランの場所でもあったことが暴かれる。そして、謎が存在するかぎり、われわれの住む世界も迷宮を産み落とし続けてゆくのだ。
目次
- 第1部 迷宮と「迷宮的なるもの」(「迷宮的なるもの」の発見;「迷宮的なるもの」の諸形式)
- 第2部 「迷宮的なるもの」の諸相と変遷(内臓と擬人化;行列と祝祭劇 ほか)
- 余論(都市隠喩としての古代後期の迷宮;建築における領域的身振りと古代オリエント文化の都市儀礼 ほか)
「BOOKデータベース」 より